
神青協一都七県協議会 東日本大震災物故者慰霊祭並びに早期復興祈願祭
平成28年3月11日午後2時46分、茨城県大洗海岸において、
神青協一都七県協議会の東日本大震災物故者慰霊祭並びに早期復興祈願祭が斎行されました。
朝までみぞれが降る寒空の下、
時刻に黙祷を捧げた後、祭典が執り行われました。
手水
献饌
玉串拝礼
浦安の舞奉納
斎主・祭員退下
神青協一都七県協議会 田中会長の挨拶
集合写真
奉仕・参列したむすび会員集合写真
直会
あの震災から早くも5年という月日が流れましたが、
津波による甚大な被害と、原発事故の影響により、
まだまだ完全復興へは長く遠い道のりです。
ひとりひとりが震災のことを忘れず、
被災地に心より添い、
復興への道のりを共に歩んでいかなければなりません。
犠牲になられた1万9千を超える御霊の安寧と、
早期復興を祈ります。
文章・写真 広報委員長 根本
一七野球大会
十月八日、明治神宮外苑球場にて一都七県神職野球大会が開催されました。当日は、台風の影響か時折、激しい風が吹く事もありましたが、晴天のもとプレーする事が出来ました。参加させていただいて、率直に思った事は、ただ純粋に楽しかったという思いです。
今回のチームは、「ケガをしない事」、「楽しむ事」の二つを目標に掲げて試合に臨みました。成績は、残念な結果となってしまいましたが、勝ち負けに拘らずチーム一丸となって全力でプレーしてケガもなく楽しむ事が出来たと思います。フェアプレーの精神により当会会員同士はもとより、一都七県の皆様とも親睦が深まり繋がりも広がったものと思います。
また今大会、茨城県チームは、先日の台風により被害を受けた地域の復興支援活動に参加する為、野球大会出場を断念していました。今大会を通して培った繋がりや精神を活かして社務の神明奉仕に励むと共に各県で起こった災害の復興支援活動に皆様と協力して取り組んでいければと思います。
文責:広報副委員長 山本
写真:広報委員 齋藤
太平山神社 復興支援作業奉仕
9月17日、過日の大雨で土砂崩れの被害に遭った太平山神社の復興支援作業に行ってきました。
作業奉仕は、栃木県青年神職むすび会より14名、有志OB 3名の17名で行いました。
太平山神社 参拝
本殿の真裏で土砂が崩れています
土砂を防ぐ壁が昨年完成していたとのことで、土砂は本殿には直接当たらず、
写真のように両脇へ流れています
土は粘土質で粘り気があり、さらに雨も降っていたのでかなり重くなっていました
それぞれ担当場所に分かれ、土嚢に土砂を入れて運び出します
土嚢もかなり重く、運ぶのも一苦労です
土嚢の土砂は、こちらの崖に廃棄します
土が粘土質のため、土嚢から出すのも容易ではありません
最後は、お借りした道具や持参した道具類を綺麗にしました
復興作業の奉仕者
撮影後、高圧洗浄機で泥を洗い流しました
今回は、大雨で大きな被害を受けられた太平山神社での復興支援作業でしたが、
朝からの雨とぬかるんだ足場、非常に重い粘土質の土ということで、
想像以上に大変な作業でした。
雨具を羽織っている為、雨具の中は汗でびしょびしょになり、
気温も低かったため、休憩していると寒さを感じるほどでした。
作業後は、小林宮司さんのご厚意により、おいしいお昼ご飯をごちそうになりました。
今回の作業は、復興支援のうちのほんの一部に過ぎませんが、
少しでも早く元の状態に戻れるよう、むすび会としても引き続き支援していきます。
文章:広報委員長 根本
写真:広報委員長 根本 副委員長 黒本
合同研修会
平成27年8月20日、栃木県神社庁において栃木県青年神職むすび会広報委員会・研修委員会合同研修会(講演会)が開催されました。
第一部では、
日本大学法学部新聞学科の湯淺正敏教授に、
広告のトレンドやブランデットコンテンツ、ブランド・フィソロフィー、Paid MediaからEarned Media、Owned Mediaへの変化、
広告受難の時代のコンテンツマーケティング、最近話題の動画広告などを、
実際の映像を交えながらお話していただきました。
広報委員長が在学中に教授の講義を受講していたことから企画した研修ですが、
内容がアカデミックなだけに、単純に「答え」を教えてほしいと思っていた会員には少し内容が難しかったかもしれません。
現代では単にお金を払ってマス広告を出しただけでは期待通りの効果が見込めず、そこからEarnedやOwnedといったメディアへ連携させ、
マス広告にリーチした人とより深い関係を築き上げていかなければならないということが、
企業にも神社にも等しく当てはまっているのだということを認識できたのではないかと思います。
大学の講義が「答え」を教えるものではないように、
今回の講演から、広告とコンテンツマーケティングに関して学びを深め、自らが答えを導き出す契機としていただけたらと思います。
開講式
開講の辞 横瀬副会長
神宮遥拝 栁田会長
敬神生活の綱領唱和 寺内庶務
会長挨拶 栁田会長
事業副委員長 高橋さん (会場の準備協力ありがとうございました!)
湯淺教授の講演
真剣に聞き入る会員
記念撮影
T&Dパートナーズ 鈴木様の損保講習
ソニー生命 佐藤様の生保講習
ソニー生命 佐藤様の対人コミュニケーション講習
閉講の辞 福田副会長
第二部では、
保険講習会ということで、損保会社からみる神社リスクについてT&Dパートナーズ鈴木様より、
施設賠償保険・労働災害保険・生産物賠償保険・火災保険について事例を挙げながら具体的なお話をいただきました。
通勤中の交通事故でも雇主に責任があるという判例もあるということや、自動車保険に個人賠償保険を加えておけば、
自分や家族の過失で個人賠償を負わなければならない事態が生じた場合、それをカバーすることができる、など、
なるほどと納得する内容も多かったです。
次に、ソニー生命の佐藤様からは、生命保険のイメージと、日本の生命保険加入率、生命保険の3つの分類とその特長を解説していただき、
生命保険は金融商品のため、「入る」ものではなく「買う」ものであるということを教えていただきました。なかなか難しいイメージの合った生命保険ですが、
そのシステムを知ることで、理解が深まったと思います。
最後に、対人コミュニケーションとして、人の思考のタイプによって、ものの考え方や行動にどういった差があり、
それに合わせてアプローチすることの大切さを学びました。
今回は、広告と保険という、異色の組み合わせの研修会でしたが、
ひとりひとりがこれからの神社や自身の未来設計を立てていく上で、
非常に有意義な研修会になったのではないかなと思います。
当日参加された会員のみなさん、お疲れさまでした。
文章:広報委員長 根本
写真:広報委員 斎藤