栃木県青年神職むすび会
活動報告

令和3年度 芳賀支部・むすび会合同祭式研修会

令和4年3月18日に芳賀支部・むすび会合同の祭式研修を大前神社会館にて開催されました。

新型コロナウイルスの影響により各研修が行えない中、芳賀支部さんのご厚意で昨年に引き続き本年もむすび会合同で行われました。

※マスクの着用等出来る限りの感染対策をした上で行っております。

講師は芳賀支部 副支部長でもございます大前恵比寿神社 加藤直人宮司様にお勤め頂きました。

 

 

<開講式・記念撮影>

集合写真

 

※撮影時のみマスクを外しております。

 

午前の部では神職の基本となる姿勢、基本作法の再確認、実践を行いました。

 

 

<講義風景>

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午後の部では引き続き基本のおさらい、基本作法の続きと祭具の持ち方の確認、休憩を挟み、映像を使って地鎮祭の鑑賞や質疑応答等を行いました。

映像を使っての講義では地鎮祭で使用する祭具の扱い方の作法、鎮め物についてなど、映像を見ながら勉強をさせて頂きました。

 

休憩時には八雲神社 小堀真洋宮司様より差し入れで自家製の焼き芋を頂き、美味しく頂きました。

 

<座学風景>

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基礎基本の再確認、また普段なかなか使わない場面の作法、癖になってしまっている作法の直しなどができ、休憩時にはなかなか会う機会の少ない会員との会話も弾み、また新型コロナウイルスによって祭典時のマスクの着用をはじめ、疑問に思う所などのご回答も頂きとても有意義な研修となりました。

 

 

 

写真:研修・広報委員会 副委員長 根本

文責:研修・広報委員会 小幡

男体山登拝研修会 本番

八月十一日、男体山登拝研修会が開催されました。コロナ禍における参集しての研修が儘ならぬ中、感染症対策に万全を期して執り行われ、会員十四名と日光二荒山神社権禰宜福田有宏様、合わせて十五名が参加しました。本年はオリンピックの影響で山の日が八月八日に変更されましたが、本来は八月十一日が山の日です。

研修会当日は、午前六時四十五分に日光二荒山神社中宮祠社殿前にて開講式を行い、霊峰入山にあたり日光二荒山神社町井権禰宜様によるお祓いを受け、心身を清めていただきました。開講式の時点で、既に五十名以上が入山しているとのお話を伺い、これほどまでに沢山の方が奥宮を目指す意味とは何か、この研修でより一層自らを研磨しようと会員それぞれが志をもって登拝を開始しました。

台風の影響が心配されていた天候は見事な快晴となり、むすび会第二十三代会長である福田有宏様の引率のもと、安全に配慮しながら歩を進めました。登山道は、緩やかな道もあれば岩場に手をかけて登る急峻な道もあり、滑りやすい勾配に足元をとられる場面もありました。

 

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開講式

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町井権禰宜様による修祓

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登山風景

 

午前十一時、男体山山頂に到着しました。山頂の冷んやりとした風は心地よく、必死に登ってきた汗も引き、肌寒ささえ感じました。天に向かってそびえ立つ御神剣と、山頂に鎮座する御神像前からの眺めは、まさに絶景でした。御神山男体山の神々しさを肌で感じ、千二百年を越える昔から登拝祭が守り継がれ、年間数万人もの登拝者がいることの意味を実感しました。奥宮で無事に登頂できた感謝を込めて参拝し、コロナの早期終息を願って大祓詞を全員で奏上いたしました。

 

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奥宮での大祓詞奏上

山頂では男体山登拝歴七百回を超えるという鈴木栄次様と出会い、男体山の歴史や下山時のコツなどのお話を伺いながら山を下りました。この経験も大変貴重な研修の一環となりました。

登山道の滑りやすい斜面には木杭で打たれた無数の土嚢が置かれていたり、勾配のある場所では土留めに加えて木片と土を固めた階段が誂えていたりしました。そのおかげで、登りで酷使した足が救われました。また、道中にはゴミなどがひとつも見当たらず、これも男体山がいかに人々から愛され親しまれている山であり、崇敬されている霊峰であるのかを表しているのだと感じました。

休憩の折々には会員同士の会話もはずみ、お互いに親睦を図りながら怪我もなく全員が無事に登拝研修を修めることができました。大変有意義な研修となりました。

 

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山頂での集合写真

 

 

文責:林靖大

写真:研修・広報委員会

編輯:星野宇洲

男体山登拝研修会 下見登拝

令和3年8月3日、11日に予定している男体山登拝研修会の下見登拝に、研修・広報委員会の齊藤委員長、根本・篠崎両副委員長にて下見登拝を行ってきました。

当日の天気予報では晴れ。しかし、午前6時に中宮祠へ到着すると雨が降っていました。

午前6時20分に登拝を開始しましたが、3合目で強い雨になったため一度やむなく下山しました。

 

下山後、中宮祠に出社してきた第23代 福田会長に経緯をお話ししたところ、

「山の天気は変わりやすい、雨ではなくて晴れる予報なんだから降っている雨もすぐに止む。ここで帰ったら何の収穫もないよ。もう一回登った方がいい。」

とご助言をいただき、再度チャレンジすることとしました。

 

助言いただいた通り、ときどき雲の流れで視界がガスとなるものの雨に降られることはなく、むしろ晴れ間が差し込むことが多かったです。

 

予想していたよりも体力的に大変でしたし、下見で気づくことも大変多くありました。

 

山頂からの眺めは格別で、とても素晴らしい雲海の眺めでした。

 

この下見の経験を11日の本番に活かして、無事成功へ導きたいと思います。

 

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朝覗いた晴れ間

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再チャレンジでは天気も良好でした

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9合目を過ぎると雲海の眺め

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山頂目前

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雲海の眺め

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奥宮での大祓詞奏上

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記念撮影

 

写真・文責(副委員長 根本)

第59回むすび会定例総会

令和3年5月17日(月)、栃木県神社庁において第59回むすび会定例総会を開催いたしました。

昨年はコロナ禍の影響で書面決議となりましたが、本年は総会のみ実施いたしました。

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会長挨拶 第25代会長 上野敬則

 

来る6月17日に神青協一都七県協議会総会を宇都宮二荒山神社会館で開催する予定となっており、来年にはむすび会創立60周年記念事業を実施する予定です。

 

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また、本年度入会の新入会員2名(星野宇洲さん、石田達也さん)のうち、総会には日光二荒山神社 出仕の星野宇洲さんが参加されました。

今後、同年代の同志と相互に高め合い、親睦を深めつつ、むすび会の事業にも積極的に参加していただきたいと思います。

 

会報掲載用

 

文章・写真:研修・広報委員会 根本

平成30年8月24日、第1回祭式合同研修会を栃木県神社庁において開催致しました。

平成30年8月24日、第1回祭式合同研修会を栃木県神社庁において開催致しました。
今回から会員以外の先輩方にもご案内申し上げ、総勢16名で研鑽の汗を流しました。

<開講式>

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<午前の部(基本作法・応用祭式)>

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<午後の部(衣紋)>

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