群馬県視察研修会及び群馬県神職青年会合同野球練習会、親睦会
去る9月18日、群馬県にて視察研修を行い、宝徳寺・産泰神社・前橋東照宮を訪れました。
まず宝徳寺では、夏の特別企画「床もみじ」と「風鈴祭り」が開催されており、境内一面に飾られた風鈴や色とりどりのアンブレラスカイなどが参拝者の目を楽しませていました。特に本堂の床には傘を反射させる演出は印象的で、目線を上げればとても風情のある景観も見られ、工夫を凝らした演出によって多くの方に「目で楽しむ」空間づくりがなされていました。
続いて産泰神社を参拝しました。新設された授与所や祈祷殿は参拝者への配慮、特に安産祈願の方への配慮が随所に見られ、酷暑対策にも対応した現代的な設備となっていました。一方で楼門や拝殿・本殿は伝統的な姿を保ち、彫刻など見応えのある造りが印象的でした。本殿を間近に見ることができる点も、参拝者にとって魅力的であると感じました。
最後に視察したのは本研修の1番のメインである前橋東照宮への正式参拝。令和の大改修を経て、本殿を囲う建物は近代的な意匠を取り入れ、反射する壁面や木目調の調和が独自の景観を生み出していました。一方で殿内では、本殿は従来の姿を残しており、近代と伝統が調和する新しい神社の在り方を学ぶことができました。また、本殿の周りでは滝が流れ、水を活かした演出もあり、祈願だけでなく神前式への整備もされ、隣接する文化財「臨江閣」との連携も印象的でした。
今回の研修を通して、宝徳寺では「目で楽しませる工夫」、産泰神社では「参拝者への配慮と本殿の見せ方カッコ前橋東照宮では「本殿を魅せる工夫」という共通点を感じましたが、それぞれに異なる方法で参拝者を惹きつけていることに大きな学びがありました。今後の活動においても、こうした工夫を参考にしていきたいと思います。
なお視察後には、群馬県神道青年会の皆様と合同で野球練習を行いました。今回は天候の関係でバッティングセンターを利用しましたが、打撃練習だけでなく室内での守備練習も取り入れ、充実した内容となりました。終了後には合同懇親会も開催され、和気あいあいとした雰囲気の中で交流を深めることができました。
本研修および交流を通じて得られた学びとご縁を、今後の活動に活かしてまいります。
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文章 研修委員会 委員長 小幡








       

















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